初の著書となった自伝。「心から愛をこめて」。

本を書こうと思った経緯は実にシンプルで、僕が出逢ってきた人達への感謝を半永久的に残したいと思ったからです。

　2020年、世界は大きく変わりました。それまで当たり前に出来ていた事に多くの制限も付きました。

まだ色んな場所へ行けていた頃、そして誰にでも簡単に会えていた頃、いかにそんな当たり前のことが幸せなことで、

​感謝すべきことであったのか。

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　人間死ぬ間際や、誰かを失ったときに思い返す出来事があったりして、その時に感謝を伝えておけばよかったっていうのが多いと思うんですけど、逆に100年後ってもう自分が出逢って来た人は殆ど自分を含めてこの世には存在しない。

　だからこそ、今伝えられるならどんなに照れくさくても伝えておかなきゃって思って。

あなたにもいると思うし、僕にもいますが、もう伝えられない相手っていますよね。

僕はその歯がゆい気持ちをもうしたくないなと思いまして、かつて共に夢を見て先に天国に行ってしまった仲間、

そして今同じ時間を共に過ごしている家族や仲間たちへ、僕から愛を込めて綴った本です。

　

　時系列で綴っていますが、メインは幼少期から少年時代、そして音楽を始めてから現在に至るまでの足跡になります。

本著書で書いていないことも沢山ありますが、それはまた他の機会があれば。

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　これはあくまで僕の一つの生き方を示した本であり、

この本を手に取ってもらえることで、あなたの心を少しでも、優しい気持ちで包むことが出来れば、

僕はそれだけで本当に嬉しいです。

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​著者：中島弘章